この国を想う -2ページ目

豊作貧乏下のビジネスモデル

豊作貧乏下のビジネスモデル

豊作貧乏なのは、日本だけかと思ってましたが、韓国やドイツも失業者が社会問題になっているようです。

ということは、世界レベルで豊作貧乏なのでしょうか、
ほんらいは、豊作貧乏であることを国家が認識し問題提起すべきであります。
豊作貧乏という問題を認識していないのが問題であります。


技術というのは進化していきます。
多くの産業が電卓モデルになっているのです。
電卓モデルというのは、私の造語であります。30年前に、電卓は10万円していました。
なんとか、付加価値をつけようと努力してきましたが、電卓につける付加価値なんて限定的であり、
これ以上付加価値は必要ありません。消費者も求めません。
現在、100円ショップにならんでいます。

今、大型の液晶テレビが出ていますが、昔初めて買った時のテレビがもっとも印象と価値があり、
別に何十万も払って買う価値が 私にはありません 2万円 程度のテレビで満足しています。

つまり、日常の生活用品はすべて行き渡り、その性能は これ以上付加価値をつけるのは難しくなってきています。
もし、付加価値をつけても、価格とのバランスがあり消費者に納得してもらうのが難しくなっています。

電子レンジも 洗濯機もすべてそうなのです。

かかる、現代社会においてのビジネスモデルかな と私が思う事例を紹介します。

1.第3セクターで運営していたそそそこ豪華な銭湯が私の市にあります。
1回の風呂代が500円くらいしていましたが、顧客の入りが悪く ついに半年で1万円という定期券を発行することになりました。
毎日行けば、1回あたり60円です。 風呂屋というのは、客がきてもこなくても経費は同じであります。
入場者を増やし ジュースの1本でも買ってもらおうという作戦なのでしょう

2.ある資産家が、立地条件の少し悪いホテルを買いました。
アルバイトを1人だけ雇い、食事のサービスなどなし。そのかわり1泊3千円で提供するというのです。
 地方都市で宿泊相場は、6千円くらいですから、出張のビジネスマンの強い見方です。

ホテルや風呂は、固定資産ビジネスですから、こういったビジネスは 資本を少々かけて
最小限の人数で安価の最大限のサービス をすることは可能です。

私は、東京で 月の家賃2万円のアパートをやったら大ヒットすると思います。
1部屋2帖程度で、カプセル化するなどの知恵が必要ですが・・・

なにを 言いたいかと いうと 過去の資産をうまく利用し 格安のサービスを提供する。

物価を下げることにより、年収が変わらなくても 国民が相対的に豊かになる ことが可能なのかな?
と考えるしだいであります。

戦争以外の経済活動

戦争以外の経済活動

日本は、今 どうしょうもない豊作貧乏であります。

株式会社というのは、すべてサプライヤーでありますから、
サプライヤー間の努力では、この事態は解決されません。
豊作貧乏下では、物が余るわけですから、弱い会社から潰れていきます。

個人消費の落ち込み、値下げ が連鎖するという マイナスサムゲームです。
このままでは、時間差はあれ、みんな やられます。


強い企業が弱い企業の市場を奪います。
共食いする虫をカメの中にたくさん入れた状況と同じなのです。
カメの中で、最後の数匹が残るまで 食い合いをします。
結局 ほとんどが、助からないのであります。

非常に少ない生産者で、大量の物資が供給できるのです。
多くの生産者は不要になります。職場がなくなるのです。

理論的に究極の無人化をどんどん進めて行けば、価格は ゼロに近づいて行きます。
自由競争というルール下では、究極の設備をもったほんの数社だけが生き残れます。
失業者があふれ、消費が止まったら、最後に残った強い企業も倒れます。

過去の歴史を振り返れば、戦争は、豊作貧乏の解消に有効に働きました。
もちろん戦争はよくないことであります。

しかしながら、豊作貧乏では、戦争しなさい という圧力がかかってしまうのです。
従って、日本から離れた場所で、戦争が起これば、日本の経済にとっては、幸せなことになります。

21世紀に向けて 戦争以外で豊作貧乏を解決させる。

このことが、日本に与えられた使命のような気がしてなりません。

そこで、私には、提案があります。
デフレギャップを解消すべく 日本中の設備をフル回転させて生産するのです。
今。仕事がしたいのに仕事ができない。
設備をフル回転させたいのにできない。 というストレスのかかった状況であります。

次に 生産したものは、販売しなければなりません。

発展途上国に 大量の寄付をします。
財源は紙幣の発行です。(印刷するだけ)
実際は 物理的な紙は そんなに必要ではありません。
サーバー上の数字を入力して終わりです。

100兆程度は必要です。
日本の通貨ですから、100% 日本に戻ってきます。

お好きなものを、たらふく 買っていただきます。

これで、発展途上国からは尊敬され、日本の労働者には仕事が入ります。

こういったマクロ的議論が今必要なのに 誰も論じません。

100兆単位でものを考えるべき時なのに
億単位の発想しかでてこない 日本の官僚・政治化は無能である。

海外から見た日本

海外から見た日本

海外から見たら日本は驚異の国であります。

自動販売機が町のなかに いたるところに設置してある。
ほとんどの 国民は、文字が読める。なお、新聞を購読している。
(アメリカは、ほとんどの国民は新聞を購読してません)
(アメリカには、自動販売機はありません)
アメリカという一等国で この状況であります。

国民がひとしく 新聞を読み常識を共有する国など他にないのです。

日本であたりまえの事が 海外から見るとあたりまえでないのです。

とびぬけた、金持ちは少ないかもしれないが、多くの国民が 大きな金融資産を所有している。

マーケティング上こんなにビジネスがやりやすい国はない

アメリカは、とんでもない少数の金持ちか、多数貧乏人の 人口構成のため
商品開発や市場戦略が難しい

日本は中間層が厚いため、平均の要求水準と価格を考え
大量の中間層向け商品を開発すればよい

ほとんどの国民が通常の医療を受けることが出来る。

宗教的な対立が、まったくない

言語はひとつである。
(アメリカでは、ヒスパニックやらメキシカンやら 不明な言語をしばしば耳にします)


置き引きなどの、泥棒が少ないため、企業活動に支障を与えない

剣道・柔道・お茶・お花・カラオケ・寿司・牛丼・アニメ・温泉旅館・ロボット

など文化的な情報が豊富でユニーク

温泉旅館のサービス・清潔は世界一


こんなすばらしい国であるにもかかわらず自虐的である。

すこしは、韓国人を見習おう
彼らは、ほとんど 文化がないにもかかわらず 自国を自慢する。
自分の正当性を根拠が少ないにもかかわらず 主張する。
少しは見習いたいものだ

それでも私は日本人に生まれてよかったと感謝します。

若人よ、貧乏旅行で海外へ行くことを薦めます。(ハワイなどの観光地は除く)
日本がいかにすばらしい国であるか、肌で感じます。


こんな国が ひとつにまとまったら
たいへんな、驚異であり、ブランドであり、世界平和を推進するであろう。

正しい税政策が国家の柱

正しい税政策が国家の柱


改正地方税法が成立 フリーターへの徴税強化
というニュースが入りました。

前から気になっていた、家計簿のソフトのCMで
帳簿 帳簿 帳簿が たいへんだ
(ちょうちょの替え歌で)

というのが、あります。 どちらも 情けなく思います。

国家的に 端数をいっしょうけんめい 計算したり、重箱の隅まで正確に徴税することが平等と考えています。

農家や商店は 正確に徴税できないから 消費税を導入する。
個人経営者は、税金面で ごまかしたりすることができる。優遇されている。
という意見があります。
おそらく、頭の良い官僚の発想です。

ほんとうに、優遇されてて 有利であれば、個人経営者や農家は後継ぎに困りません。
自分がサラリーマンで税金のごまかしがきかないから、そこからわきでる嫉妬です。
ほんとうに優遇されていると思うなら
サラリーマンやめて、個人経営したり農家をすればよさそうなものです。
でも、そうしません。 卑怯な発言であります。

そう言った現実を見ずして 平等でない と論じるのは、いかがのものでしょうか?
また、平等であることが、問題解決ではありません。

今の日本は 兆単位で 手術すべきなのに
億単位のオペレートばかりめだちます。

なんという国家損失 笑い話 器の小ささ

私は以下の税制を提案したい。

要は、国民が気持ち良く、不正せずに払うようなシステムを考えるべきなのです。


経営者は、リスクと戦っています。 会社がつぶれても誰も助けてくれません。
経済変動による波もあるので、税金を過小にし 会社を守ろうという動機が発生します。
スポーツマンは現役の時は1億かせいでも 引退したら 収入がゼロになります。
バクチで勝ったら税金頂きます。負けたら保証しません では、場がもりあがりません。 

 税金に貯金的要素をとりいれるのです。
ある年に 大きな損失がでたら、前年に払った税金を還付してもらえる。
生涯収入と生涯支払税の累計を計算し 毎年度 収入と税のバランスが一定になるよう
支払額を調整する。

そうすれば、税金を過去たくさん払った人ほど、損失が出たら返してもらえる。
過去1億の収入が5年連続あり 税金もきちっと払った人が 突然年収100万になった時には、過去の累進部分は還付する という考えかたです。

上記は、例えばの意見です。世の中もっとユニークなアイデアが無数にあります。


国家も 太っ腹の政策を考える時です。

保護主義2

http://yosaku.ameblo.jp/entry-9347e39ef9b6026e71c8c650eddf19ee.html
http://yosaku.ameblo.jp/entry-0171507f0998e9a1e19777b90323a630.html
にて保護貿易について述べた所
下記のコメントを頂きました。


保護貿易なんて無知の考え方ですよ。
保護貿易政策は結果的に日本の経済を縮小させ、国際的に孤立させるだけです。
経済だけではなく、生活的発展も阻害し僕らがあらゆる面で負担しなくてはならなくなるのです。
農産物がどれだけ僕らの税金を使って守られているのか知って、そんなことをいっているんですか?
なぜ農産物だけ保護しているのかわかっているんですか?政治家の選挙に影響を及ぼすからですよ。
自由貿易になったとしても日本の農作物がすべて消えるわけではありません。
付加価値のあるものは必ず需要があるのですから生き残れるはずです。
しかしそうでないものは足を引っ張るだけです。
保護貿易にして社会主義のような閉鎖経済にして何の得があるのでしょうか


読者には、いろんな考えレベルがあり、コメントしてもキリがないのですが
上記の考えの方は多いと思いますので、

私の考えを述べます。 


昭和40年代ころは、日本は貿易黒字はありませんでした。
それでも経済は拡大しました。
従って、保護貿易は経済を縮小させるとは、限りません。
輸出の仕事がなくなった分、輸入にたよった分の仕事が増えます。


もし、農業が保護されていて、優遇されていると思うのであれば、多くの若者は農家を継ぐはずです。
都市の失業者も地方に吸収することができます。

しかし、現実問題として 農業は後継者難であり誰もつごうとしません。
はっきり、いいましょう。農業は儲かりません。
スーパーで野菜の値段を見てください。あれだけの体積でこの価格にビックリしませんか?

なぜ儲からないのでしょうか?
誰でもできるからです。弱者のたまり場になります。
自分の食べる分プラスアルファを生産しそれで満足している方が多いのです。

それでは、大規模化し付加価値の高い物を生産すべし。と反論されそうですが、
現実は難しいのであります。 
物ならば、大量生産は可能なのですが、相手が自然であり・・・話すと長くなるので・・・難しいのです。

どこの国でも農業は国の基本産業とし保護しています。
それは、国土の保全のコストを考えるとその方が安くなるからでもあります。
田んぼは、大洪水を吸収する能力があり、被害がおこってからかけるコストより 
高いコメを食べてた方がグロスで国家は得するのです。


地方や弱いものや、弱い産業に金を回すと それは、社会主義だという主張がありますが
私は、おもいやり主義 だと思っています。

保護貿易でも、国内で健全に競争してますから、社会主義とは違います。
農産物など国際価格と品質や金額が、乖離するものもでてきます。
それでいいのです。国内均衡していますから。

銀座の水が高くても誰も文句はいいません。
銀座は一等地です。コストも付加価値も高いのです。
物理的な 水 は同じでも 銀座という場所で 提供された水は 
銀座という付加価値がつき 高額な値がつきます。

世界レベルで見ると 銀座を日本に置き返られませんか?

この 日本人の得意な おもいやり主義が国家を健全なものにすると考えます。

弱者も国家を形成する一部であります。
この弱者を活性化する事が結局 全体を活性化させる事になります。

この考えは社会主義ではありません。 自然環境的発想であります。

公共浪費が日本を救う

公共浪費が日本を救う

公共投資では、ありません。公共消費でもありません。
公共浪費です。
国が公共浪費をすれば、日本は良くなると言う主張です。

今、民間企業に許されない経済行為があります。浪費です。
民間は、コストダウンのため、最低限の人数の職場配置をします。

10人でできる仕事を 合理化により8人でできないかと努力します。
その他 資材や原料の無理無駄をなくそうとします。

浪費を許しては、厳しい競争社会で生き残れません。

そのため、日本は悪魔の見えざる手(神の見えざる手の逆の概念)によりますます豊作貧乏になっています。
より少ない人数で多くの生産をしようとします。

公共投資でリターンの大小を問題にすることがあります。
道路公団などで、その道路が必要なのかどうかを論じています。

ならば、巨額の投資ファンドを作り使用料金をファンドに返せばすべて解決です。
これが、民間にできることは、民間に であります。

私が主張したいのは、公共浪費であります。

まったく、見かえり リターンのないものに巨額の財政を突っ込めということです。
10人しか人手がいらない所に偶然100人の人が集まったらどうなるでしょうか

1.一人あたり0.1人分の仕事をしてもらう
2.10人は普通に仕事をしてもらい90人は 遊ぶことを認める。


タクシー業界がまさに1の状態であります。
それなら、タクシー以外の職場に行けば?という方もいるかもしれませんが、
マクロ的にみて、どの業界も人手あまりなのです。
人手あまりで、こぼれてきた人が、失業者の受け皿として、この業界に入ってきたのです。

政策的に人手不足の経済にする。
タクシーの運転手のなり手がいなくて、高給を払わないと人が来てくれない
と経営者がぼやくような経済環境にするのが、日本経済の目標であります。

そのためには、大きな穴をほって埋める
ピラミッドを作る など バカげた浪費を国家がやればよいのです。

そこで、大量の雇用を発生させれば、よいのです。

国家財政など 国内の貸し借り、所詮は帳簿上の数字であります。
孫子の代に負債を残すのか!!
という主張が迷信であることを、経済学者は論破してほしいと願います。

浪費を有効なものにするのは、ほっておいても神のみえざる手がやってくれます。

まずは、総需要と総供給を一致させることが、最優先課題であります。

累積赤字を一秒でゼロにする法

累積赤字を一秒でゼロにする法


日本の財政赤字、国債の発行残高は700兆くらいあると言われています。
最近毎日マスコミで報道され、増税のニュースがいっそう社会を暗くし、心理的に不況になっています。

なんという国家損失!!!

この700兆とも900兆ともいわれる赤字額が錦の御旗 水戸黄門の印籠になっています。
増税やむなしのモードを財務省がしきりにあおっています。

ほんとうに、そうなのでしょうか、私は今回の増税は反対であります。
ある政策で累積赤字がゼロになれば、増税の大義名分はなくなります。


私の提案

累積赤字を一秒でゼロにする法

国が現在発行している既発国債は、高額の日本紙幣です。と宣言する。
この瞬間、累積赤字はゼロになります。


手順(参考例)
国債を日銀に持ち込み申請する。
国債に紙幣と書いたハンコを押した瞬間 紙幣になる。

国債の額面を紙幣金額とする。利札(将来の利息)は廃棄される。
通常紙幣との両替は指定の銀行で行う。(お店ではすぐに使えません)
社会的な混乱がないか確かめるため、少しずつ進める。
先着1兆円 希望者が多い場合は抽選 という時限立法

国債の利回りは1%程度です。現状、流通価格は、額面に限りなく近いものであります。
従って、国債の所有者は損得はありません。
少々利息があがりますと、額面100円に対して、流通価格は99.999円になります。
このときは、国債を紙幣に変える動機が発生します。
そのお金でまた国債を買うことも予想されますが、そうなると利息の下げ圧力になります。(笑)

実は、政府紙幣を発行し、仮に大きな穴をほって埋める という意味のない公共事業であっても、たちどころに、失業者はなくなり、景気は良くなります。

しかしながら、政府紙幣の発行を認めると、役人の腐敗を無制限に許容してしまうリスクがあります。

役人の性格上 うつでのこづち の使用権を自分のものにし、特殊法人などに資金を迂回し自分たちの収入にしてしまうことはあきらかです。
役人の腐敗の増加でも景気は良くなります。しかし国民感情が許しません。

従って、多くの日本国民に、感情的にかつ理論的に同意を得られる方法をとらなければなりません。
私の提案ですと、かかる経費は、ほぼゼロであり、特定者を利するものではありません。誰も損も得もしません。政策の公平性があります。


私は、これにより、インフレ・円安は起こらないと確信していますが、私が正しいとは限りません。
反論者ももちろんでてきます。また、不測の事態がゼロとは、いいきれません。
それならば、この政策によるメリットとデメリットを確かめればよいだけであります。

時期・場所・額・方法を決めて小さい規模で試験的に行う。

これが、成功したら ほとんどの経済評論家・政治家・役人は立場ありません。
国賊は、切腹!!!!!!

オレオレ詐欺は美徳

オレオレ詐欺は美徳

その時の経済情勢により美徳は変わります。
美徳とは、国民全体が幸せになるための経済モラルまたは、経済行為とします。

戦後の資本もない物もない時代の美徳は、貯蓄と節約でありました。
たくさんのお金が、銀行に回り産業界に貸し出され物不足は解消されました。
外貨不足の時は輸出が奨励されました。

それでは、現在の日本経済の美徳はなんでしょうか
国家として奨励すべき政策を述べると

たくさんの消費は良いことだ。消費した分は、誰かの雇用になる。
貯蓄は悪いことだ。

多くの人を雇用する会社は偉い、社員の給与が高ければさらに偉い。
もっと高給料でたくさんの人を雇用しよう。
バイト・派遣社員は正社員にしましょう。

アメリカ産の商品を買いましょう。(これは、賛否あるかもしれません)
輸出を減らしましょう。

政策的には、
貯金に税金をかける、消費は、マイナスの消費税にする。
従業員をたくさん雇用している会社は、法人税10%OFF
実現は困難ですが、方向性が大切です。

話は変わりますが、
時代劇で ねずみ小僧 というのがありました。
金持ちの商人の家に忍び込み、盗んだ金を貧乏長屋の住人に寄付しました。
ねずみ小僧は、自分の正体をバラさなかったので、それがまた日本人うけする所です。

正体不明の盗賊が ちゃりんちゃりん と小判を長屋に入れて行くのです。
貧乏長屋の住民は、ありがとうございますだ と小判を拝みます。

さて、ねずみ小僧は、犯罪者なのでしょうか?
法的には、もちろん犯罪者であることは私も承知しています。
私の質問は 
神様は、彼を天国におくるでしょうか?地獄へ送るでしょうか?であります。

私が閻魔大王なら
商人でも評判の悪い人を狙ったこと
個人的着服は、ほとんどなかったこと
盗みの動機は、社会的弱者を助けるためであったこと
個人で、できる世直し行為は、これ以外にはなかったこと
をふまえ 天国行きにします。

さて、事の良し悪しは別とするならば、
金持ちの、退蔵した金を 引き出し
遊興などの消費につかうことは、雇用を促進し即効性あるデフレ対策になります。

だとすれば、オレオレ詐欺や援助交際は、美徳になりませんか???
現代のねずみ小僧 かもしれないと思うのです。

共通することは、お上が悪いからしかたあるめー であります。

役人のダブルスタンダード

役人のダブルスタンダード


日本経済をダメにしている、役人のダブルスタンダードを紹介します。
法人税です。現在の法人税は複雑の極みでありあす。
ここにも、大きな国家的損失があります。

私が特に気になるのは、税務署の運用内容であります。
違法の脱税者に対して、辣腕を振るうのは歓迎でありますが、税収に対してノルマ化されており調査が入ると、とにかく経費を否認したがります。
彼らは、企業の継続性を考えません。会社として必要な支出も損金ではないと言い張ります。

会計上では、保守主義の原則というのが、ありまして 利益は少なめに計上せよという意味です。
逆に税務署は、逆保守主義です。利益を多めに計上せよです。利益早期計上・経費遅い計上主義とでもいいましょうか
どちらの処理でも長期的にみれば、利益の総額は同じなのですが、毎年の税金がからみます。

最もかわいそうなのは、銀行です。

金融庁の役人は 不良債権の償却を進めるよういいます。
ところが、国税庁の役人は、償却を認めません。
片方は帳簿の価格を低くしろと言い、税務署は経費に認めないというダブルスタンダードです。

同じ公務員であるにもかかわらず、縦割りの弊害で 言うことが違うのです。

そのおかげで、繰り延べ資産という まか不思議なものが資産に計上されました。

前払い法人税であります。銀行貸出先が、本当に倒産されたときに経費計上できます。
従って、任意に引き当てた引当金については、その経費性を認めず、法人税を払いなさい。というのが、国税庁の見解です。

日本で大騒ぎした不良債権問題は、私に言わせれば、帳簿上の数字の問題であり得も損もないのです。 法人税とリンクしないのであれば、メモ的な数字と同じであります。

銀行は特性上、逆保守主義の会計処理だと、経営は、たまったもんではありません。ほとんどの銀行は、つぶれてしまいます。

銀行は、経費の否認で 仮想の過大利益に対して税金を払わされ続けてきたのです。

法人税を払っている銀行が、破綻する というのはおかしな話です。

そして 破綻した銀行に国税を投入しています。

世界最大のマッチポンプであります。

銀行破綻の原因は、不適切なる法人税の適用にあったのです。
なんという笑い話

税務署員がノルマ的に税収を上げようとするあまりに起きた現象です。
金を生むにわとりに、体力以上の卵を生ませ、半殺しにしているのです。

余談
金融庁の行政指導もひどい、
業務を改善せよ、不良債権を減らし、中小企業に貸し出しを増やせというものです。
私が銀行員なら、おまえ やってみろ と叫んでしまいそうです。

笑える日本行政であります。

過疎化対策が日本を救う

過疎化対策が日本を救う


過疎化対策
中途半端な人口で、不便な土地に人が住むから過疎という概念が生まれます。
人が一人も住んでいなければ、過疎ではありません。

今 三宅島は、島民が全員 東京都にひっこししてますから、三宅島は過疎地ではないと言えるかもしれません。

人が住むには、最低限の教育、医療、自治、水道光熱サービスが必要です。
人口密度が低いと、これらのコストは割高になります
例えば、学校では、生徒一人に先生二人といった非効率な状況になります。

郵便局の民営化の問題も過疎地をどうするかがネックになっています。

日本の人口分布がどうあるべきか考える時期ではないでしょうか

人口分布のグランドデザインが今の日本にないのです。
どのような人口分布が日本にとって一番幸せか、みんなで考え 政策により誘導していくべきです。

私の提案
過疎地の人を集めて、特例市を作る。
自給自足の不可能な日本では、互いによりそい助け合う方が良いのです。
安いサービスをみんなで共有するのです。

過疎地の一人暮しの老人を集めて市にします。
または、過疎地を10ヶつぶし、町を1ヶ作る。

一人で月10万円の生活は厳しいです。10人で月100万 
の共同生活のほうが、より楽な生活ができます。

例えば、ヤキソバを一人分作るより、100人分作った方が 安くなります。
生活用品やサービスもぜんぶ 同じことです。

ある程度の人口が固まって住む というのを国家政策にすべきであります。
小人数で不便な所に住むなー であります。

もちろん、個人の自由を束縛したり強制しようとするのではありません。

アメを用意し、人口誘導をかければよいのです。
日本の年配者は、モラルも高く理解力と協調性があります。
日本という、すばらしい民族だからこそできる政策なのであります。

過疎地と言うのは、言いかえれば地理的弱者であります。

だとすると、障害者、ホームレス、寡婦、施設の子供は、肉体的・経済的・経歴的弱者であります。従って過疎地と同じように考えてよいと思います。
社会的弱者は、特長ごとに固めて住んでもらった方が、サービスがしやすくかつコストが下がります。

例えば、障害者のトイレですが、たった一人のために、トイレを別注しなければなりません。
寡婦は、子供も小さく よい職場につけない などの悩みがあります。

もちろん、強制しませんが、そこに行きたくなるような楽園を国費で作れば自ずと集まります。
結局その方が、安くてよいものが あがります。

収入面は、農地の保全等の目標を国家が設定し、補助金を支給します。
海外では、簡単な仕事は健常者がやるな、障害者の仕事がなくなる。という文化があります。縦割り行政で名目ごとにばらばら補助金を出すより、良いと思うのです。
(障害者のトイレなど)

なんにもしないと、いずれ東京難民が増えます。

東京は、無策のままでは過密になります。犯罪も増えます。
渋滞コストが増え、災害やテロに対して弱くなります。
国家としてのリスク分散も必要です。

外国にならい、人口的に 学園都市・行政都市を東京以外に作ればよいのです。

関係各位のエゴをひっこめて国家判断する時期なのです。