この国を想う -3ページ目

悪魔の見えざる手

悪魔の見えざる手

タクシー業界は他の産業に比べ失業者を受け入れやすく、社員数も流動性があります。
経済の鏡であります。

タクシー乗り場で、タクシーの行列とタクシーを待つ客の行列とどちらが長いか見ましょう。
タクシーの運転手は、商品の供給者であり、客は消費者であります。

ここにも需要と供給の関係があります。

時間帯や場所により、タクシーが並んだり客が並んだりします。
しかしながら、現状ほとんどの場合、タクシーの行列が長い状態です。
これは、デフレギャップと言えます。
サービスを供給できる態勢であるにもかかわらず、客がいないため 設備が遊休しています。
売上のボトルネックは客の数です。


国家としては、どのような政策をとるべきでしょうか
タクシーの列と客の列の和を最小にし かつ タクシーの売上の和を最大にする。
このような政策をとるのがベストであります。
タクシーの遊休時間を減らし所得を最大にする。同時に客をまたせないようにする。

総需要と総供給量を一致させかつ取引高を最大にするることが、日本全体の幸せにつながります。


ここでも、悪魔の見えざる手が動きます。
競争に勝つため、タクシー側は 価格を下げようとします。
ますます、儲からない状況になります。

失業者が増え、タクシードライバーのなりてが増える。

一方消費者は節約のため、タクシーに乗ろうとしません。

このようにして、地獄のような業界ができてしまいます。

なんたる、国家的喜劇でありましょうか 
ちなみに地方のタクシードライバーの月収は10万円以下だそうです。

努力がたらない会社は潰すのは、国家的問題解決にならないのであります。
単なる縮小均衡です。

問題は絶対需要の不足にあるのです。 豊作貧乏なのであります。

話は変わりますが、
有能な経営者が、新しい商品を創造すれば、日本は再生する。
そのためには、古い内容の悪い会社は市場から撤退してもらう。
木村剛とかいう評論家が 上記の理論をよくテレビで紹介しています。

私は上記意見には反対であります。
豊作貧乏下では、サービスの供給側には努力余地がないのです。値段を下げるぐらいのものです。
かりに 新しい商品サービスができたところで、その分 どこかの会社の売上が減ります。

携帯電話を使いすぎて、他のこずかいを減らす。という行動は誰でも経験しています。
給料の総額が増えない時 新商品をだしても 日本全体のGNPが増えるわけではありません。
マージャンの点数のやりとりと同じであります。誰かが勝てば、誰かが負けるのです。


需要の増が待たれるのにニューデール政策を誰も提案しようとしないのは不思議でなりません。

神の見えざる手

神の見えざる手

神の見えざる手という概念があるなら、悪魔の見えざる手という概念があってもよいはずです。
ほっておけば、自然に、問題が解決していく。が神の見えざる手ならば、
ほっておけば、問題が悪化していく。のが悪魔の見えざる手であります。

最近の注目している経済の流れが二つあります。
究極の無人化と無料化であります。

先日イートレード証券が上場しました。
その、ビジネスモデルは、インターネットを利用し株式発注の自動販売機を作った。と私は理解しています。

インターネットのおかげで
従来100人でやっていた仕事が10人で、できるようになります。
おかげで、手数料は安くなりました。

これと同じような現象が、日本中のいろんな産業で見られるのであります。

例えば、音楽や本もダウンロードで購入できるようになってきました。
接客が不要になります。パッケージ等の容器や物流のコストもなくなります。

ガソリンスタンドはセルフが主流になってきました。

これらのビジネスモデルは従来の無駄を廃したものであり、小さな革命かもしれません。

経営者は、企業努力した。と評価されるでしょう。
安い価格で多くの消費者にサービスを提供しましたので、財布の厳しい庶民の味方であります。

もうひとつ、究極の無料化も同じことが言えます。
インターネットでプロなみの能力のアマチュアが無料で自分の作った作品や技術を公開しています。
その技術を集めて編集したり、コメントしたり、改善したり。
ネットの世界は生き物のように、情報が新化していきます。

ここでも、従来は有料であったもの(料理のレシピやイラストやノウハウなど)
が無料サービスに駆逐されていきます。

一流作家の有料より無数のアマチュア作家の無料を人々は選びます。
財布の厳しい庶民の味方です。

しかし、国家としては、どうなっていくのでしょうか
究極のシステムの所有者が独占するまでサバイバルが続きます。
お金を稼ぐ働き場が少しずつなくなっていくのです。
国民総生産は、低下していきます。

あなたが、無料で得た分 間接的に どこかで誰かの仕事がなくなります。

この一見、庶民の味方と思える 企業努力や現象が実は悪魔の見えざる手であると私は思うのです。
もしこのまま放置すれば・・・・

国民総消費

国民総消費

国民総生産という概念があるなら、国民総消費という概念があってもよいはずです。
日本経済を語るときは、国民総消費の方がむしろしっくりきます。

日本経済のボトルネックは生産ではなく、消費であります。
ボトルネックというのは、手をつないで走る場合、最も遅いものが全体の速度を決めるという事です。
この場合全体の速度を上げたい場合は、最も遅い人を探し速く走るようにすれば良いのです。
速い人がこれ以上、速く走れるよう努力しても、全体では、その能力は無駄になります。

もの不足の時は、作った物はすべて売れますので、ボトルネックは生産になります。
もの余りの時は、逆にボトルネックは消費になります。

設備を究極的に改善し24時間機会をフル稼働して商品を生産しても、それが売れなければ 経済的カウントはゼロであります。
100円のサイダーが夜の銀座で10万円で売れれば、カウントは10万円引く100円です。

ホストやホステスにより付加価値がついたのであります。

生産側をなんとかして今の日本経済を良くすることは不可能です。
消費側を活性化する方策しかありません。

たとえば、キャベツの生産が日本の主要な産業だとして、ある年に国民が食べきれないほどの豊作になったとします。
国家としては、どのような政策をとるべきでしょうか、

何もせず自然にまかせれば、キャベツは捨てられ、生産者は破産です。

キャベツを適当な価格で全量買い上げ、キャベツでドッジボールなどして消化してしまう。

資本主義は時として、バカな消費をしなければならないのです。
バカな消費により、全体の生産と消費のつじつまをあわせるのです。

エジプトのピラミッドや 中国の万里の長城は、なんの生産もしていません。
見方によれば、バカな消費であります。労働の余剰生産を利用したものであります。
ピラミッドを作るエネルギーを他にまわす事もできたはずです。

労働というのも商品であります。
これが、国家的に余っているのです。

キャベツのドッジーボールと同じで、帳尻をあわせるため、バカな消費でもして使ってしまうべきものなのです。
まず国家が 労働の余剰をすべて買い上げるべきです。
つまり、公務員にすればよいのです。
この分の給料は国民総生産にカウントされます。

財源は紙幣の発行です。

仕事は、ピラミッドでも作りましょうか
どんない無駄な公共事業でも、今の日本には、余剰労働の消化という意味で必要なのです。
余剰労働を消化することが一番の目的で、内容の有効性は二番目に重要なのです。

近未来予想

近未来予想

株式投資のツボは 未来を予想する。ということです。
人間、金がかかると 凄い能力を発揮します。

株の世界には、絶対的な方程式は、ほとんどありませんが、過去100年間ほぼ確実に当たってきた方程式を紹介します。

株が上昇すると半年後に景気は良くなる。であります。

インサイダーが市場に存在します。
自分の会社に偶発的な特需が入り込んだら、少々無理してでも自社株を買おうとします。
この買いは、確信的な買いでありますので、短期では売ってきません。
マスコミに発表される前に積極的に買おうという衝動にかられます。自分の勤めている業界が将来有望なのかどうかは、自分が一番よくわかっています。
それが、非常に良い情報であれば、無理してでも買おうとし、通常の上限の値段を上回ってきます。

将来的に明るい展望が多くなった時 ダウは上昇していきます。

こういった理由で、半年後に景気が実感された時は、織り込み済みになります。

株には予言能力がある!!のです。(実際はインサイダーの先買い)

今、株価はダウで11000円をうろうろしていますが、来年の夏までは景気は良くなりません。から
残念!!!!  政府の景気発表は、ウソ 斬り




私の近未来予想

貧富の差が拡大していきます。

輸出か国内寡占で、勝ち組み会社の業績はさらに良くなる。
しかし、雇用は増えない。
企業は、無人化・パート化・派遣社員化で人件費をカットする。
水面下の失業率は増大するがマスコミは書かない
富は、個人から企業にシフトする。
貿易黒字が巨額になっていき円高になろうとする。

新聞では企業業績イコール景気回復と認識しているようです。
昔は、業績が良くなれば ボーナスも増え 個人消費も増えました。
今は、企業業績が良くなっても派遣社員にボーナスだしませんから残念!!
一部の経営者だけが 高い報酬を得ます。

地方自治体で破産する市が出てくる。

不況街道まっしぐらです。
なんらかのイベントがない限り この状況は続きます。

そうはいっても日本はふところが深い国であります。
先祖の財産が、豊富なので 国内は暴動になりません。

海外からイベントは起きそうです。

アメリカの破綻なのか、中国・台湾の戦争なのか 中国の自滅なのか ドル暴落なのか

どっちにしても、株は買えない

コンテンツ料が日本を救う

新潟救助作戦

大きな災害があると、当初は、マスコミの報道で同情を集めボランティアや救援物資で一時的な救済が行われます。
その後のフォローは財政上の問題などで、完全な復旧ができないのが現状です。

家が半壊になったり、会社が潰れたり、リストラされたり まさに生き地獄でありあす。

話は変わりますが
昔 オリンピックは大赤字でした。会場の準備 選手の宿泊など経費がかかります。
たぶんサマランチだったと思いますが、商業主義を取り入れました。

当初は、スポーツの世界に広告を入れるのは、オリンピックの精神上よくないという批判がありました。
しかし ない袖はふれません。開会があやしくなった時 商業主義を取り入れ、放送権を入札することになりました。
それに付随し、広告の入った ユニホームを選手が着るようになり、オリンピックは黒字になりました。

きれいごとを言ったり、理想を求めすぎて、現場が回らなくなるより、お金の力を利用して うまくやる例だと思うのです。

新潟の被災者の立場を考えると、どおいう手段であろうと、経済的に助けてもらえるなら感謝であります。

私には、提案があります。

今後大きな災害や不幸な事件があった場合(サリン事件など)それをコンテンツとします。

多くの国民は、コンテンツに興味があるわけですから、テレビ局はそれを入札してコンテンツを買います。
緊急を要するため、入札の手続きができない場合は、視聴率1%につき 1千万円という取り決めをし、後払いで視聴率の累計額をコンテンツ料にすればよいと思います。

被災地では、日産とかダイエーのスポンサー入りのジャケットを着たボランティアが働くという仕組みです。
これらも、広告料を払います。企業イメージがアップするようなしくみを考えます。
トヨタは、新潟の被災者を応援します。てな具合です。
これらの広告料は、被災者にプレゼントです。

被災・事件のオリンピック化です。

今のマスコミは被災地をただどりしています。プロ野球など 放映はただではありません。放映料が選手の給料になります。
マスコミが 被災地に入る場合は有料にすべきであります。私には、マスコミが人の不幸を自分の飯のタネにしているように見えます。

余談ではありますが、北朝鮮に拉致された 地村さんや蓮池さんは地元の市役所に就職する。という話がありました。
日本で生活するためには、給料が必要です。 同情的就職斡旋です。

私は笑いました。なんというコンテンツの無駄 国家的損失

外務省か防衛庁の北朝鮮対策顧問として 高給料で処遇すべきです。
彼らしかもちえない、市民情報をもっているのです。 敵の内情を知ることは、たとえ支配階級のものでなくても、国家的な利益であります。
日本は作戦をたてやすくなります。
ジェンキンスさんにも多いに働いてもらいましょう、我が国は あなたしか持ち得ない情報を有料で高く買わせて頂き、貢献が認められれば、勲章も与えるべきです。

ロケットが我が国に向ってくる確率をたとえ1%でも減らせるのであれば、その価値は通常の月給レベルではありません。

ダイエーの救済策

ダイエーの救済策


アメリカでも実際あった 大企業の救済策を紹介します。
私の尊敬するラビパトラ氏も この方法は良いと推薦されています。

アメリカの大手の航空会社が資金繰りに いきづまりました。
その会社の株を従業員が 買取ました。

どこをリストラするか、賃金をどうするか 従業員で相談しました。

この方法のユニークなのは、社員イコール株主であるため、かたよりがなくなります。
従って、血も涙もないリストラには、ブレーキがかかります。赤字部門はどう処分するか たとえば、単独では赤字でも会社全体には貢献っしている部門もあります。
自分の会社なら 机上の理論だけで、簡単に切り捨てず真剣な議論が出ます。

会社全体で賃下げするなどして、難局はのりきったそうです。

国としては、ダイエーをどうしたいのでしょうか?
ダイエーと取引している業者さんもいれば、従業員もいます。

産業再生機構は、ダイエーという企業の黒字化を目的にしています。
ダイエーを解体しバラ売りしたり、不採算部門をなくしたり、閉店したり。
芸がありません。お役所の発想であります。
国はダイエーを解体すれば、終わりと思ってるのでしょうか?
それが経済にプラスに影響すると考えているのでしょうか?
時は、デフレです。ダイエーの経営責任は責められてもしかたないですが
多くの国民が職場を失うのです。国はその分所得税が減り失業手当が増えます。
結果、就職者に対しての増税です。

企業は解散を前提にした場合は、その価値は2束3文になります。
看板など大量のゴミが発生します。不動産や商取引契約の更新も大変です。

国がかかわる以上 社会的損失を最小にする というのが本来の目的ではないでしょうか?

そこで私の提案
ダイエーは社員に対して第三者割り当て増資を行います。
価格については、安い価格にします。(例えば市場価格の2割引)
既存の株主は例えば、2分の1減資します。

ダイエーの従業員持ち株会が全体の50%を超えるまで増資します。
社員はそんなに、お金がないので このお金は株を担保とし国が貸し出します。

ダイエーの社員は給料天引きで、このお金を返済します。
ダイエーが復活すれば、社員のキャピタルゲイン 失敗すれば、キャピタルロス
中古設備を比較的安価で買うので悪い話ではありません。


球団についても、単独では赤字であるが、トータルでみて集客の点でプラスである。と私は考えます。
流通業というのは、集客やブランドが命で、個別に机上で判断すべきではありません。


ダイエーの経営方針はダイエーが決める
従業員は、目の色変えて頑張ると思います。


ダイエーが成功すれば、モデルケースになります。
しかも、成功すれば国には、一銭も負担がかからないのです。
国は同じような案件を10件もてば、2~3件は、倒産するでしょう。
その分は、国庫負担です。 社員の借金はチャラにしましょう。


企業の株の50%以上を社員が所有する。
経済民主主義といいます。

なぜ今、保護主義なのか

なぜ今、保護主義なのか(保護主義については、前回参照)

現在のグローバル主義は必ず破綻します。


自由を野放しにすれば、この世はどうなってしまうでしょうか?
力のあるものが 弱いものから搾取する。
力のあるものが 正義
力のあるものは 公害をまきちらしてもよい
力のあるものは 兵器を持ってよい
になります。

たくさんの人が、より快適に生活するためには、社会にはシステムが必要であります。
自然の循環と同じであります。
個々人の自由を尊重しすぎるとエゴがぶつかり、みにくい社会になります。

従って 個々人の競争は歓迎しながら 貧富の差を少なくしていく
こういったシステムを国家が取り入れる必要があります。
お金の循環が構築され 円満な社会になります。

日本人は、元来 農耕民族であるため、共同で作業したり、富を配分するのは上手な民族であります。
相手をおもいやり、自己主張が少ないのは、先祖から受け継いだDNAであります。

グローバルの嵐が吹き荒れ社会が荒廃するのを防ぐには、鎖国に政策誘導すべし!
日本は、中国やアメリカなどの大陸国とつきあうには おさなすぎるのです。
暴力団とわたりあう覚悟が必要なのです。

私個人の意見
中国・アメリカの経済依存を極力少なくする。
軍事的挑発以外はすべて無視する。教科書や靖国問題は無視する。

国家政策は弱者救済を主眼にします。
国内の失業問題を最優先の課題とする。
日銀特別融資を多いに活用し、あぶない企業は 助ける。これ以上失業者をださない。
デフレ下では、公務員のカットや、特殊法人の処理は、後回しにすべし。
有効需要を国家的に募り、国民の平均所得を向上させるよう、政策誘導します。

一方、失業手当ては 少なくします。
失業手当ては、失業の補助金になり 失業を促進させるからです。
消費税は、廃止する。
消費税は、消費してはいけません という誘導政策になります。
デフレで消費税を上げるなんて、自殺行為であります。

関税は増税する。
日本人は、日本人の商品を買いましょう。

地方には、思いやり予算をする。地方に仕事を回す。
今のままでは、東京が過密になります。均衡な国土発展が望めません

礼儀や思いやりを中心とした 戦前の教育を復活させる。

日本という国をブランドにする。世界が日本のマネをしたり尊敬される国にする。


最近、社会があれていますが、病気になって、はじめて健康のありがたさがわかります。

魂が呼び起こされる衝動にかられているのは、私だけではないと確信します。
必ず良い日本がよみがえります。

賛同される方は 大いに リンク コピーしてください 反論も歓迎です。

保護貿易が日本を救う

保護貿易が日本を救う

保護貿易というのは、高い関税をかけてなるべく輸入しないように圧力をかける政策です。
当然、相手国が報復関税をかけてきたり。自由貿易を阻むものとして批判を受けたりします。

日本で保護貿易をすれば、現在ただのような、100円ショップ商品や電化品や食べ物がなくなります。
私は、以前は自由貿易はよいものだ、それぞれの得意分野を 互いに交換すべきと考えていました。

ところが、私の尊敬するラビパトラ氏は、日本経済復活の提案として保護貿易を提言されております。
氏の理論に私は、衝撃を受けました。

私なりのへたな説明ですが
国民は一人一人が生産者であり同じに消費者であります。
消費者としては、1円でも安くて良いものを買おうとします。
生産者としては、少しでも高く売れればハッピーです。
一人の人間として、矛盾をかかえているのです。
個々人が、少しでも安い物を買おうと海外の安い商品を買えば、国はどうなるでしょうか?
結果として回りまわって自分の会社の商品が売れなくなったり、値引き要求にされされ赤字操業になったりします。
結果的に国は荒れてしまいます。

氏は昭和40年ころの日本の経済政策がプラウトに近いと 当時の日本を絶賛しています。
昭和40年と言えば、近所に 風呂屋や八百屋 とうふ屋があって 幸せと希望に満ちた年代であります。
テレビが普及し、北島三郎や美空ひばりの歌が歌われていました。
輸出はそれほどありませんでした。しかし国民は幸せでした。


氏は、保護貿易であっても、国内で競争の機能が働くように誘導すべし。(特定企業に独占させない)
石油などの 国内生産が不可能なものは、輸入してよい。
輸出と輸入が同額になるように政策を誘導する。と提言されています。

保護貿易を推進すると、たとえば、100円ショップの商品は、関税で200円になります。
このことは、庶民感覚では、損した気分になります。
しかし、国家としてはどうか考えましょう。

国は関税という税収が増えます。その分 法人税や消費税を下げればよいです。
また、国内産業で盛り返す所も出てきます。

日本人が作った良い品質のものに高い価格を支払うことにより
まわりまわって自分の給与も上がって行くということです。

私個人の意見
食料自給率の向上、国土の保全、環境面から 農家の方にがんばってもらわなければなりません
ところが、はっきり言いますが、農家は儲かりません。若い方は就職しようとしませんし
職業としても下のランクに見られがちです。

農家が儲かるようにしなければならないのですが、
デフレ時に生産性の拡大をすると、価格がさらに安くなり失業者が増えます。
海外と競争せず保護貿易で国産商品の市場を拡大させる事が重要なのであります。
一方 官僚の指導も最小限にすべきです。(過保護はよくない)
健全な競争原理が働けば、あとは自由にすればよいのです。

保護貿易すれば、消費者が高い価格で農産物を買わなければなりません。

国内の儲からない産業を保護する。
おもいやりの精神が大切なのであります。


これが、ほんとうの 痛みに耐える であります。

日本文化で世界統一

日本文化で世界統一

日本という国は、特殊な宿命を受けた国であります。

そう考える理由は、たくさんあります。
国旗に日の丸 太陽をデザインした国は、世界で日本しかありません
他の国は、星が多いです。これは、日本が昼で他国は夜を象徴しています。

また、国の形が九州はアフリカに四国はオーストラリアに本州はユーラシア大陸北海道は、北アメリカに相似しております。

世界で起こることの相似形が、日本におこる とも言われています。

人の行動を制御するのは、武から知になると私は確信しています。
人のコートを脱がすときは、北風でむりやり吹き飛ばすか、南風で熱くて自分から脱ぐかということです。

日本人は、本人が自覚していないのですが、南風をふかせる名人なのであります。


文化を普及させ、相手にかっこいい とマネさせることが、統一になります。
やられる側にしても、武でむりやりだと感情面でしこりが残りますが、文化面の攻撃なら
尊敬されます。

アメリカでは、ピカチュウが子供の心をわしづかみしています。
宮崎マンガも世界中の賛同を得ています。
ドラえもんについて 世界の人々と語ることもできます。
ドラえもんはどんな兵器より凄いのであります。

寿司やカラオケやハイテク商品 あげればきりがありません。
携帯電話の使い方も、日本が世界の手本になる事が予想されます。

これらの傾向は一時的なものではありません。
これらの文化が どんな武器よりもパワフルであるのです。

イラクの国民を幸せにし、納得させる事ができる、ソフトを持っているのは日本だけなのです。
地元住民と協力して、地雷を撤去し道路を作る技術とモラルをもちあわせているのは世界ひろしと言えど日本しかありません。

日本は自虐的で 自分のことを卑下しますが、他国を考察すると

ヨーロッパは階級社会で時計が止まっています。時代は大衆にいかにサービスするかです。
だからアメリカに200年くらいで、ぬかれてしまったのです。
ヨーロッパが世界を統一することは、時計が逆戻りしない限りありえません。

アメリカは、ダイナミックでパワーもあります。しかし社会的腐敗がどうしょうもありません。貧富の差が激しく、文字が読めないか、知的レベルの少ない少数民族や黒人で人口の50%しめています。差別はしたくありませんが、どうしょもない現実であります。

中国は、今マスコミでとりあげられてませんが、国内は大暴動です。
あれだけ広い国、民族が国家として機能するのは、幻想であります。
くわえて 国民モラルは、極めてひくいものです。
これは、大陸の長年の征服したりされたり文化がしみついているからです。

総じて、大陸の時代は終わり、心豊かな島国文化の時代になります。

新聞が毎日、不祥事や殺人事件を書いてますが、世界を見渡せば、
こんな状態の日本でも日本がいちばん 安全で幸せでモラルも文化も高い国なのです。

アメリカの暴挙はあと5年はつづきますが、日本の出番にそなえ 心磨く時です。

コンテストが日本を救う

コンテストが日本を救う

物事を決めるシステムイコール政治と言っても過言ではありません。

物事を決めるときは、民主主義が良いか? 
というと、必ずしもそうではありません。

大衆の思いつきで方向を決めると、視聴率を気にするテレビ番組のような政治になります。
現在の政治がまさにその状況であります。船頭 多くして船 山に登るです。

民間企業であれば、新入社員と役員では、発言の大きさは、違うのがあたりまえです。
しかし実際、政治となると、人により線引きできないため、同じ一票になってしまいます。
線引きできるのは、年齢くらいのものです。

また物事の内容によっては、専門的知識が必要な場合もあります。
社内旅行の行く先を決めるのは、単純な多数決でもいいですが、
経営判断は、素人の新人社員の意見は反映されないのが常識であります。

それじゃー優秀な官僚に実務をまかせれば良いかというと、現在の日本ではイエスとは言えません。
評論家や大学教授もにたりよったりです。そこには、腐敗があるからです。

彼らの最大の欠点は 創造力がないことです。従って進化がありません。
前例主義となりリスクをとりません。

国家として物事を決める 新システムを確立すべき時です。

私にはアイデアがあります。

例えば、

ホームレスを少なくする方法
登校拒否の生徒を少なくする方法
北朝鮮の体制を崩壊させる方法

予算は1億です。

とタイトルし ネット上で募集します。

素人1000人と専門化100人で投票し結果発表
テレビ番組でよくみる 会場のお客さんと ゲストの芸能人をたしたものが得点
という方式です。
これは、専門化的な立場と、大衆的な立場を足して二で割り、偏りを排除するためです。

当選者には賞金1000万円

日本全国には、とんでもなく優秀なアイデアが埋もれています。
それを スカウトするのです。

そこには、学歴や権威や派閥という概念は、ありません。

実際に、お笑い芸能人やモデルなどは上記の方法で
熾烈な競争の中からスカウトされています。

この方式を政治にとりいれれば、政策のガチンコ勝負になります。