この国を想う
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超軍事力が日本を救う

超軍事力が日本を救う

今まで経済を中心に書いてきましたが、防衛について書きます。


私の考えは、超軍事力を持つことです。
軍備というものは、相対的であると思うのです。

相手が無防備なら 刃物でも軍備になります。
相手が拳銃なら マシンガン

つまり、軍備力は絶対的なものではなく、仮想敵国にくらべてどうだと論じるべきです。

はっきりいいましょう、中国や韓国はうざい国です。
相手が攻撃しないと、判断すると徹底的に強い態度にでるという民度の低い国です。

日本は母親的やさしさと同時に父親的強さを国家として持つべきです。

チンピラだらけの世界で無防備に念仏だけで平和をかなえることは不可能と知るべきです。

テレビの番組でお笑い芸人がプロボクサーとスパーリングしプロは防御しかしないで
攻撃せず、一発もパンチをもらうことがない というのを見たことがあります。

日本はプロボクサーになるべきなのです。


日本は、民度の高い国で戦争はしたくない つまり相手をなぐりたくないのです。
もちろん 相手からもなぐられたり、恫喝も受けたくありません。

そうするには、超軍事力を持つしか方法はありません。

日本らしい超軍事力とは、日本の領海に侵入するには特定のICチップが必要で
不法侵入の場合リアルタイムで 監視・注意・威嚇攻撃をする技術 システムを作ればよいのです。

この技術は ウリナラやシナの人間には無理でしょうが、日本の優秀な技術者が10人程度集まれば可能です。

日本が強いとわかると ウリナラ民族は手のひらをひっくり返しこびへつらうでしょう

談合三兄弟

昔 ダンゴ三兄弟 というのが はやりました。


一番上は 長男  の歌い出しでしたでしょうか


さしずめ 三菱重工 横河ブリッジ もひとつ忘れましたが 談合三兄弟ですね

橋梁メーカーにもかかわらず 危ない橋を渡ったもんですね。


談合は、悪いことです。

しかも 天下りのOBが仕切っていたので 多くの国民は腹がたちます。

私もその一人ですが、


橋を作る というのは 壮大なプロジェクトです。

そこそこ大きなもので、3年くらい かかるのでしょうか?

そうすると 3年間だけ 労働者を雇わなければなりません。


プロジェクトが終わったら バイバイです。


これは 人集めたいへんです。 バイトや日雇いなら ある程度 募集可能でしょうが


特殊車両が運転できる など 技術を持った人の 労働需要が急激に かつ

期間限定的に 発生します。 もちろん いろんな前準備も ともないます。


労働者の寝泊り宿舎の確保 建機のリースなど 


従って あらかじめ 決め事を しておいた方が準備期間もできます。


決まるかどうか不明の入札で 企業は人を募集できません

結果的に 談合した方が 国のためになります。


今 ガチンコ で 入札すると たいへん高いものになるか

手抜き工事になる可能性があります。


いくら 豊作貧乏とはいえ 期間限定で 供給する というのは つらいものです。


談合は建設側から言わせると 必要悪である。 

ということだそうです。

中国進出について

中国進出について

日本の進むべき道
過去の歴史から学べば、大陸の奥地の進出は ことごとく失敗しています。
ヒットラーもナポレオンもロシア進出の失敗が原因で 本国までガタがきました。
秀吉も朝鮮出兵に失敗し、体制崩壊の遠因になりました。
昭和のはじめころ日本軍による満州進出も、理念はすばらしいものもありましたが、最後は失敗しました。

進出の動機が、高尚なものであり(日本と進出国が共に幸せになる。)
かつ、その地域の国民に歓迎を受けるものでなければ 進出すべきでないというのが歴史の教えです。

仮に進出しても 港までにする。昔のカルタゴのように 交易だけの目的に留めるべきである。
と私は結論します。

ところが、進出の現場は そんなきれい事ではありません。
進出には、領土的野心・市場的野心があります。 人間には欲がりますから当然です。
ナイチンゲールのような心で企業や軍隊が その国へ進出するなど ほぼありえません。

今、多くの日本企業が中国に進出しています。
ボランティアで進出しているのではなく、安い労働力を利用しよう
販売をしよう というのが目的であります。

進出は たのまれて善意の気持ちで進出したのではなく、進出しないと生き残れないから進出しています。
例えば、ブルトーザー とか織機とかは、日本ではもう あまり売れません。
日本のメーカーは、市場を日本だけにすると 自分が死んでしまうのです。

マクロ的には、日本の失業者を海外需要で吸収させている

ここに日本のアキレス腱がります。 大陸に腰までどっぷり使っています。

今 私が危惧していることがあります。中国株は、今暴落しています。

ここで止まるのか、もっと暴落するのか 注目です。
 株には、予言能力があります。
たぶんですが、中国国営企業の不祥事が表にでる とか 体制がおかしくなるとか
債権が回収できないとか なんらかの事件が表にでることだろうと予想されます。
中国はもともとリスキーな国ですから話題には事かきません

それで問題なのは、日本にとって 中国イベントは、ざまあ見ろ で済まなくなることです。
最悪は 進出の総撤退です。
たくさんの復員が日本に帰ってきます。

事件が起きないと 日本国民は目がさめません。
しかしその時こそ、災いを転じて福にすべき時です。

今 日本の急務の課題は 大陸に進出しなくても 国内だけで 需要がたくさんあり
人不足である といった経済体制を作ることです。
手本は昭和40年ころの日本経済です。

キャバレーも満員 タクシーも順番まち 個人商店も忙しい 
お互いが客になりっこし経済が発展する といった状況です。

そのためには、21世紀型の公共投資をバンバン創造し 失業者を吸収する 政策が急がれます。

東京湾に巨大なひょっこりひょうたん島を作るなんてのはどうでしょうか?
財源は 政府が紙幣を印刷すれば済みます。


大胆な仮説

大胆な仮説

景気について日々 ニュースで報道されています。
メディアは総じて景気が悪い と言ったことを作為的に報道していません。
それどころか、不良債権が処理されて 景気は持ち直す と言った内容の
経済評論家までいます。

トヨタが最公益を更新した。とか輸出が伸びたとか。
IT長者や セレブの家とか 金持ちを紹介する番組もめだちます。

マスコミ・政治家が、地方の景気の惨状を誰も論じないないのは、無作為の罪になると思います。

再就職しようと思っても まともな求人がない
地方の駅前の百貨店は倒産寸前
テレビのCMは サラ金・パチンコ・外資の保険・人材派遣など不健全産業に占領されています。

繁華街はタクシーの行列で客はいない 居酒屋もガラガラ

こんな事はみな誰も知ってることです。
同朋の日本人が交通事故以上の自殺死をとげているにもかかわらず、社会問題にしていません。
まるで、パチンコは換金できる。誰もがそのことを知っている。しかし誰もそのことをおかしいと言わない。
といった現象であります。

パチンコなら笑い事ですが、こと経済に関しては笑い事ではありません。


しかしながら 経済の鏡である株式の指数 東証株価指数 は長いこと横ばいであります。

株が上がらないのは、理解できるとしてもなぜ、下がらないのでしょうか?


その理由を大胆に 仮説をたててみたいと思います。

ほんらいなら、株価はもっと下がるべきなのですが、ある出来事が 
偶然にも景気対策となり、下がろうとする圧力を止めています。

ある出来事とは、いくつかありますが、まずオレオレ詐欺やカード詐欺です。
これは、絶対に使われることのない高齢者の巨額資金を引き出すことに成功しています。
詐欺者には、あぶく銭なので、すぐに消費に使うことが予想されます。
消費することにより、他の誰かを間接的に雇用しています。

もうひとつは、親が偉大な創業者で息子の代で事業があまりうまくいってないという
ダイエーのような パターンです。 ダイエーのミニは日本にはたくさんあります。

これも 高齢者の貯蓄を切り崩しています。

サラ金のあとしまつ も多くの高齢者の貯蓄があてられていることが予想されます。

私の結論


詐欺・売春・サラ金・麻薬産業が景気に貢献している。 というのが私の仮説であります。


日本の経済政策は失敗している。通常なら恐慌になってもおかしくないのですが、
あの手この手で 高齢者の貯蓄を食い物にし消費することにより景気はなんとか横ばっている。

詐欺が減少すると景気が減速する。



なんという幸せな国家であることか

インド経済に学ぶ

インドを反面教師にせよ

インド経済を反面教師にし 明日の日本経済を考えたい。
最近のインドは、経済向上のきざしはありますが、それまで長らく低迷していました。

インドといえば
英語が母国語である。2桁の掛け算を暗算でできる。
モラルは中国に比べれば良い。日本に友好的である。
人口が多い。

経済的な基礎条件は、文句なしです。

ところが、たったひとつ大きな欠点がありました。
極限的な貧富の格差です。 インドには身分制度があって、一部の貴族が全産業を牛じっています。
1%の人が99%の資産を所有しています。


すると経済はどうなるのでしょうか?
99%の人が(日本人からみると)ほとんど失業に近い状態になります。 
仕事の内容は、ハウスキーパー・靴磨き・荷物の運搬・野菜や魚の販売などになります。

かなりの低所得であることは、まちがいありません。
低所得者が、何億人あつまっても 経済は、発展しません。
金もないやつが、何人ウロウロしても 商売にならないのです。

いっぽう、貴族はライバルもいないため あぐらをかいた殿様商売を続ければよいのです。
貧乏人が買えるギリギリの高値にして 企業努力しません。

もしくは、自国の低賃金を利用した輸出産業で儲ければよいのです。


経済の均衡が失われると、理論も努力もへったくれもありません。


まちがいなく、日本は今 昔のインド経済に向おうとしています。

勝ち組み とか 負け組み とか 騒いでいるうちが花です。

いきつくところは、インド経済です。


グローバル経済の怖いところは、日本国民の平均賃金が世界の平均賃金にちかづいていきます。

日本人にとって、耐え難い 低いものであります。

物価だけ、安くなって 賃金は安くならない道理はないのです。


ラビパトラ氏は、こんな経済情勢は 神がお許しにならない。

と一言で解説しています。


こういった、弱者を省みない経済社会は日本にはなじまないのではと案じるしだいです。

日本国民の完全雇用

日本国民の完全雇用


日本の今の最重要課題は、国民の完全雇用であります。
国民が完全雇用されれば、犯罪は減少し 国民総消費(国民総生産)は上がります。

いまかかえている社会的不安の多くが解消に向います。
健全に仕事をする。いくらかの収入が確保されているところに幸せがあります。
まともな仕事がないから、アングラ経済に就職します。
援助交際・麻薬販売・高利貸しなどです。

よく働き、よく消費することは、健全な社会を作るのです。

大阪に西成区という地域があります。
ホームレスの溜まり場でありますが、昭和50年代は、列島改造論で日本中 建築の音がしました。
人手不足をホームレスがカバーしたのです。

その時 日本は すばらしい経済成長をしました。戦後の奇跡と賞賛されています。

ホームレスまで、仕事をし所得があったのです。

国民がみな 汗をかき 夜は晩酌していたのです。国民総生産ものびます。


現代のように人あまりの時 民間では、優秀な人から採用していきます。
企業の人を雇用する態度は、文句があるなら 止めてもいいよ という具合になります。

では、職がない現代において、完全雇用はどうすれば、実現するのでしょうか?
ましてや、リストラを受けた人・学校中退者・寡婦・身障者・高齢者などは、
現代において、明らかに 弱者です。
まともな、職につくのは、不可能です。

欧米には、こんな考え方があります。
例えば、図書館の職員などで、簡単な仕事は障害者用に枠をあけておく。

私の提案
なんらかの理由で生活保護を受けている方はたくさんいます。
生活保護を手厚くすると、生活保護の補助金になり、生活保護を受けることを進める結果になります。

それなら、生活保護を受け取る対象の方を公務員にしては、どうでしょうか?

民間は優秀な人を選別するべく試験をします。
国家は、マイナスの試験の概念を取り入れます。
こいつは、誰も引き取ってくれない、おちこぼれをひらうのです。
成績の悪い人から優先に採用します。


彼らの仕事は何にするかは、2次的問題です。

国民同士で介護しあったり、漫才しあったりすればいいでしょう。
このような、非常時には、予算はとか 仕事はどうする 生産性は
といった民間的発想は捨てるべきなのです。

弱者もまた、国家を形成する一部です。彼らが活性化しないと
国民の消費は 落ち込む一方です。


私の意見は理想論で社会主義だ と思いますか?

萌え~が日本を救う

萌え~が日本を救う

萌え というのは何を意味するか、ご存知ない方は どうぞ調べて下さい。

私は、そちらの方は、あまり詳しくないのですが、今 秋葉原ではやっている現象です。
たぶん、バカバカしい と思われる方が大多数であります。

しかしながら、私には、萌え~ が日本経済の柱になると確信する体験があるのです。


私の 一生のなかでも 思いでに残る株式の体験談を書きます。

時は昭和64年の暮れ バブルの火がもっとも激しく燃えていました。
証券会社では、来春の相場を占う として セミナーがさかんに行われていました。
当時の感覚では、株はどれを買ってももうかるが、特に この銘柄はお勧めです。
といった内容がほとんどでありました。
ところが、新日本証券の保田圭司さんの講義は別格でインパクトがありました。
弱気なのです。持ち株を全部処分しろというのです。

それが、どれほどインパクトかというと、今の中国で日本と仲良くしようと叫ぶのに匹敵します。
右肩上がりの成長した日本経済のビデオを逆回して見ることになる。
今後は右肩下がりになるというのです。
それでも、株を買いたい人のためにと、推奨銘柄は、トーカツフーズでした。

私は、直感的にガラ(暴落)がくるかもと感じました。
私は ダウが38000円の すっ高値で ほとんどの持ち株を処分しました。

トーカツフーズというのは、コンビニの弁当を作っている会社です。
講義では、身内で新卒の方がいたら トーカツフーズ的な会社に就職させるのが良いとおっしゃるのです。

昔、石炭産業から石油産業に 呉服から洋服に主要産業は変化しました。
しかし、それらの変化は、私には、理解できるものなのです。
ところが、トーカツフーズは、固定観念がじゃまして、理解できません。
その当時の価値観では、銀行、商社、ハイテクなどが日本をささえる産業だというものでした。
大学出て、コンビニの弁当の企画・販売をするなんてのは、男子の恥 という価値観があったのです。

バブルでごまかされていますが、昭和64年にはすでに、供給過剰時代がおとずれていたのです。
まともな、健全な産業は 成長にブレーキがかかっていたのです。

さて、トーカツフーズを今にあてはめると
経済的に恵まれるには、サラ金・パチンコ・エロ産業などが良いというになります。
これは、個々人の価値観は別にして、経済的にどうしょうもない事実であります。

ここでは、読者の個人的感想を求めているのではありません。

私のブログの目的は、経済的事象を たんたん と解説 したいので あります。



日本は、時代的にも世界の先進国です。
物あまりは、いずれ中国にもやってきます。 その時日本はお手本になるのです。

物が余っていますので、付加価値は エロとか バクチとか 不健全なもので
本能の欲望に応じたものになります。

もちろん、そうじゃないものもありますが、ここでは、マクロ的に理論展開しています。

健全な生産物は、ライバルが多いか価格が安くて 儲からないのです。


私の予想ですが、優秀な学生が、どのコスプレがもっとも男性を刺激しかわいく見られるか
という研究論文を書く時代になります

供給過剰時代のあだ花であります。

経済特区は日本を救えるか?

経済特区は日本を救えるか?

 

先日、ある番組で竹中大臣が出演していました。
日本でもっとも受けたい授業 という番組だったと思います。

テーマはもちろん経済
竹中氏 いわく プロジェクトXのように 日本人ひとりひとりが頑張れば日本はよくなる。
という主張にたいし
ゲストの高田万由子が、でも 今ほしいものは、ほとんど買ってしまって物があふれてますよね。
と質問
私  ナイス質問 供給過剰時代には、個々で努力しても全体は良くならないというのが私の主張です。

竹中大臣
ラーメン屋さんでも、おいしいラーメンを作るところは、行列になっています。
誰だって、おいしいものを食べたいし、おいしい情報を探しています。
今、政府は経済特区を作り 部分的では、あるが 従来の規制を緩和しています。

その成果のひとつを紹介すると、山梨では、ワインが作られるようになった。
ぶどう畑は従来 農家の個人経営しか認められなかったが、どうしてもコストが高くなる。
規制を緩和することにより、法人が農地を運営し 安いぶどうを作り競争力あるワインが生産できるようになりました。


竹中大臣の発言はもっともらしく、多くの方は納得したと思われます。
ほとんどの視聴者は 専門的経済知識もなく、また経済をミクロ的に話すほうが理解が得られやすい事もあります。

今回のテーマが 私のブログの主張の中心になります。

私の主張
給料をもらった時の使い道についてですが、
普通は 最初に家賃 借金 子供の教育費などの 削ることのできないものから払っていきます。
次に、食費、交際費 というふうに 自由裁量の効くもの 選択の余地があるものを払っていきます。

今 あなたの おこずかいが3万円だとしたら、それは、必要経費を払った残額のはずです。
なにかに贅沢をすれば、なにかを削るという事は誰もが経験しています。

仮に 非常においしいラーメンやワインがあったとしましょう。
それを買った場合は 他のものを買っていないのです。
居酒屋の最大のライバルは携帯電話なのです。 携帯使いすぎると、若者は居酒屋に行かなくなります。

つまり経済特区や 企業努力で すばらしい生産・サービスが開発されても
それは、他の誰かの売上を奪うことになっています。結果 日本全体の生産(消費)は増えないのです。
例えば
阪神が優勝したら経済効果が100億ある。とか
ことしは夏が暑くて ビールやクーラーがよく売れた。景気は良くなった。
新札が発行されて、両替機の経済効果がある。
は全部ウソです。

夏が暑くて 景気がよくなるのだったら、ゴキブリをたくさん生産し
バラまけば、殺虫剤が良く売れて 経済効果があることになります。

月々のこずかいを国家レベルで増やすしかないのです。

タクシー業界対策

タクシー業界対策

先日NHKでタクシー業界の紹介がありました。
内容は、
自由競争のため参入者が増えてドライバーは食えない。
一方、きれいな女性をドライバーにするなどの 新しいサービスも紹介されていました。
しかし、新しいサービスは、東京ならなりたつけども地方では無理だなという感想を持ちました。

たとえば、ハイヤーなどの高級チャーターシステムは、地方でやったところで採算はあいません。

そこで、自由競争は善か悪かという問いです。
ドライバーは、規制を強化し参入者を減らしてほしい と訴えていました。

消費者サイドから見れば、競争して いろんなサービス、価格ができるのは良い事です。
供給者再度から見れば、過剰な競争は 社会をダメにする という主張です。
さて、規制を強化すべきなのでしょうか?

私は、ここに日本経済の縮図があるとかんじます。

私の考え
タクシー業界は一言で言えば弱者の溜まり場であります。
同じような業種として、警備会社、農業、飲食店 などがあげられます。

40才すぎた方で 突然会社からリストラされた場合、今の日本では弱者になります。
誰もひろってくれません。
それでも就職しなくてはなりません。
彼らの就職のできそうな場所は、警備会社、農業、飲食自営などになります。

限られた市場に どっと 労働者が押し込まれるのです。

もし、規制を強化すれば、従来から就職しているドライバーは助かります。
しかし、新たに就職口を探そうとする弱者の道をふさぐことになります。

根本の原因は、供給過剰にあります。
誰が好き好んでタクシーのドライバーになりますか?
ほんとうは、他の選択肢がないから、家族を食わせたいから
親父たちは、頑張っているのです。

余剰労働力を国家がすいあげる。これが日本を幸せにする近道です。
そうすれば、ニート問題もタクシー問題も 多くは解決します。

前回も書きましたが、極めて少数の人で大量の仕事、生産を行うシステムを完成させたら、
その、システム、設備の所有者以外の人間はみな失業するのです。

労働力が余っている。健全に消費しないと 社会が腐敗する。

余剰労働に見合う分 国家で紙幣を増刷し ヘリコプターマネーする。

みんなで、マツケンサンバ 踊って 給料もらう。 これが国家を救う道なのです。

穴を掘って 穴を埋める

穴を掘って 穴を埋める

穴を掘って 穴を埋める これを大規模でやれば日本経済は救われる。

というのが私の主張です。穴を掘って 穴を埋めるというのは 比喩的な表現であり
実際は、穴を掘る 以外のものでもかまいません。

さて、上記のバカげたように思える提案が正しいという証明ができそうな ニュースがあります。

社会保険庁の組織改革であります。

社会保険庁は、民間で100人で出来る仕事を120人でやっている。
人員は合理化で2割ほど削減できる。と報道されています。

社会保険庁の職員をリストラするのでしょうか?

仮にリストラした場合は マクロ的に問題解決するのでしょうか?

問題ある組織だから全員処分しろ という気持ちは私も同じですが、ここでは、感情論はしません。

 

社会保険庁の職員の身分は、国家公務員であります。首にはできません。

それでは、配置転換するか、新しい仕事に従事させるかすれば という意見もでてきそうです。
確かに、介護など、新しい部署を作ってもよいかもしれません。

しかし、それは、ミクロ的対応であり、公務員の総数を減らしたいのが現状の方向です。
マクロ的解決にはなりません。

120人体制を適正な100人体制にしたとしても120人分の給料は税金でまかなわれます。

これが、民間ならリストラすることになるのでしょう。
それでは、仮にリストラしたら、多くの失業保険が必要になります。結局 税金が必要です。
給料と失業保険と名目が変わっただけになるのです。 国家としては、どちらも持ち出しです。

 

新しい仕事を探せば、という意見もでてきそうです。
しかし、それは、ミクロ的対応であり、総需要が減っているのです。
マクロ的解決にはなりません。マクロ的には、ある人が就職すれば、誰かがリストラされます。

 

ここに豊作貧乏の根本を見ることができます。
技術が進化し、競争を奨励する社会では、100人分の仕事を90人 80人と 合理化していきます。

理論的には、究極のロボットができて、無人で大量の仕事や生産が出来ることになります。

 

そのとき社会が幸せであるには、どのような制度を取り入れるか考える時なのです。

大きな穴を掘り 埋める

オリンピックを毎月行う お祭りを大規模でやる  映画を作る でもかまいません。

ただし、ここで行われる オリンピックやお祭りや映画は たぶん黒字には、なりません。


これにより、余剰労働を吸収するのが制度として必要なのです。

 

それに変わる代替案は、豊作貧乏下ではないのです。

 

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